![](https://xm-chiebukuro.com/wp/wp-content/uploads/2019/04/b2header.png)
- ステージクリアの条件
- 獲得アイテム:相場センサー(Lv1)
・取引すべきチャンス通貨を見つけ出す
・チャート中のチャンスタイミングを探す
今回は初級ダンジョンの2つ目のステージ、STAGE2となります!
前回のSTAGE1では、トレードを始めるためのイメージとチャートの準備を行ってもらいましたね。
今回のSTAGE2では、前回準備したチャートを用いて具体的な相場のチャンスを探す分析パートに入っていきたいと思います。
「相場分析…なんかムズかしそう…(・・;)」と感じるかもしれませんが、今回は分析の簡単な部分だけを取り上げますので、恐れずにゆっくりやっていきましょう!
1. 優秀なトレーダーほど分析を重視する
これから分析でチャンス通貨や取引タイミングを探すわけですが、FXで1・2を争うほど重要なのが分析です!
Taximなんかは、分析の結果が満足しないと数週間取引しないことも普通にあります笑!
なぜ分析にそれほど時間をかけるのか、それはしっかりとした分析を行って初めて利益が出るポイントを見つけられるからです!
FXを絡まったロープに例えてみるとわかりやすいと思います。
絡まったロープをほどきたい時、焦ってむやみに引っ張るとさらに絡まって大変ですよね…>_<。
しかし先にロープの先端を見つけて、1つずつ通していくことで簡単にほどけます!
(図2-1 ロープがほどけない図とちゃんと1本ずつ解く図)
FXも同じで、適当な通貨探しやエントリーしても、利益は伸びないどころかすぐに損切りにあってしまいます!
相場の「端」となるポイントを分析で見つけることで、そこから長く利益を伸ばしていけるのです。
2. チャンスポイントの見つけ方
しかし良い通貨や良いエントリーポイントを見つけるのは簡単ではありません。
稼げるチャンスというのは、地中に隠れている「もぐら」のようなもの。
![](https://xm-chiebukuro.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/monsterb2.png)
あなたは1. 出てくる場所を予測して、2. 出てきたもぐらの頭をジャストタイミングで叩かなければいけないのです!
そこで役に立つのが、この「センサーLv.1」です!
![](https://xm-chiebukuro.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/censor100.png)
センサーを使って、2つのステップで取引を始めるタイミングを探します!
- 1. 取引できる通貨を探す!
- 2. その通貨の中でエントリーポイントを見つける!
今回は初級ダンジョンということなので、TaximのWAVE手法の中の一部を使って、エントリーポイントを見つける練習をしましょう!
3. 取引通貨の探し方
まず初めに、取引すべきチャンス通貨を選定する方法を学んでいきましょう!
現状で一番チャンスな通貨はどれか、その判断の条件として用いるのが「トレンド」という概念です!
そもそもトレンドって何だ?
TaximはFXのチャートを大きく2つの状態に分けて考えています!
その2つとは、その通貨に『トレンド』があるかないかという違いです!
- トレンド相場=価格が一方向に動いている「流れ(トレンド)がある相場」
- 非トレンド相場=価格が動きが一方向に定まっていないトレンドがない相場」
(図2-2 トレンド相場と非トレンド相場の図)
そして、私たちが初級ダンジョンで相手にするのは、このうち「トレンド相場」だけです!
なぜトレンド相場だけを相手にするのか、それはトレンド相場の方が順張りトレードで安定した結果を出せるからです!
トレンドに乗る順張りトレード
順張りとは、トレンド相場においてトレンドの方向に合わせてポジションを建てるトレード方法です。
相場が上昇傾向にあれば「買いポジション」を建て、反対に下落傾向であれば「売りポジション」を建てます。
(図2-3 上がったら買い、下がったら売り)
![](https://xm-chiebukuro.com/wp/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-22_18h04_58.png)
順張りは相場の流れに逆らわないため、リスクを低くしたまま大きな利益を狙えるトレード方法なんですね!
トレンド相場は2つに分かれる
トレンドには、価格が上がり続ける「上昇トレンド」と、下がり続ける「下降トレンド」の2種類があります。
例えば次のチャートは、長い期間にわたって価格が上昇し続けているため「上昇トレンド」ですね。
(チャート2-4 上昇トレンドのチャート)
「今後も価格は上がっていく」と予想できますから、「買いエントリー」を視野に入れていけば良いことがわかります!
一方で次のチャートは、ずっと下に価格が下がり続けているため「下降トレンド」と判断できます。
(チャート2-4 下降トレンドのチャート)
![](https://xm-chiebukuro.com/wp/wp-content/uploads/2019/04/10-1.png)
先ほどと反対に、「今後も価格が下がっていくだろう」と推測して、「売りエントリー」を検討していけばよいでしょう。
トレンドの有無の判断方法
ではトレンドが発生しているかどうか?という基準はどのように決めれば良いのでしょうか?
チャートの見た目でだけで考えると、あなたの主観が入り混じって根拠が弱いトレードになってしまいます。
そこで論理的な根拠で判断するために使うのがEMAです!
各通貨がトレンド状態であるかを判定するワザである「トレンドジャッジ」を伝授します!
EMAの一番右端(一番最近の価格の部分)を見て判断します!
〈上昇トレンドの判断〉
(チャート2-6 上昇トレンド)
上のチャートでは、EMAの線が上から青→オレンジ→緑→赤と並んでいます。
期間が短い順(EMA 10→ 20→ 50→ 100)に上から並んでいるとき、この通貨は上昇トレンドと判断できます。
〈下降トレンドの判断〉
(チャート2-7 上昇トレンド)
上のチャートでは、EMAの線が下から青→オレンジ→緑→赤と並んでいます。
期間が短い順(EMA 10→ 20→ 50→ 100)に下から並んでいるとき、この通貨は下降トレンドと判断できます。
〈非トレンド相場の判断〉
(チャート2-8 レンジ)
上のチャートでは、EMAの線の並び順がごちゃごちゃになってしまっています。
この場合、この通貨にトレンドがないと判断できます。
今回のトレンドの判断に使うのは、一番右端の価格のEMAの位置関係だけです!
下のような途中までごちゃごちゃしたチャートでも、一番右で上から順番に並んでいれば上昇トレンドと判断して大丈夫です!
(チャート2-9 レンジ→上昇相場)
この状況は正しくは「『非トレンド相場』から『上昇トレンド』に転換!」といった分析をするのですが、現段階では少し難しい内容となりますので、詳しくは中級編で学んでいきましょう!
1時間足でトレンドジャッジ!
それでは、トレンドジャッジをあなたが取引する予定の全ての通貨ペアで行いましょう!
どの通貨が良いかわからない初心者のうちは、メジャーな通貨の組み合わせを見ていくと良いと思います!
(図2-10 メジャー通貨の円同士が繋がっている図)
そしてトレンドジャッジを行う時間足は「1時間足」です!
つまり、あなたがまずチャートを開いたらやる流れは次のような作業です!
USDJPY(ドル円)の1時間足のトレンドは?
→非トレンド相場…スルー!(-.-;)
↓
EURJPY(ユーロ円)の1時間足のトレンドは?
→上昇トレンド相場!メモメモφ(・・
↓
GBPJPY(ポンド円)の1時間足のトレンドは?
→ 非トレンド相場…スルー!(-.-;)
↓
こうして、たくさんの通貨の中から今取引ができそうな通貨を絞り込んでいきましょう!
(図2-11 たくさんの通貨から、一部だけが光っている絵)
トレンドと判定した通貨は、次のエントリーポイント探しで使いますのでメモ帳などに控えておくと良いでしょう!
それではクイズ形式で実際のチャートに練習する、FXクエスト名物「実戦練習」を行っていきましょう!
次の各チャートの状況として正しいのはどれか?番号で選べ!
(使用しているEMAの線の色は以下の通り)
- 10日:Blue(青)
- 20日:Orange(オレンジ)
- 50日:Green(緑)
- 100日:Crimson(赤)
Q1
(チャート2-12)
1上昇トレンド
2下降トレンド
3非トレンド
A1
このチャートでは綺麗にEMAの期間が短い順に上から並んでいますね!
EMAが「10 → 20 → 50 → 100」となっているときはこの通貨が上昇トレンドにいると判断できます。
Q2
(チャート2-13)
1上昇トレンド
2下降トレンド
3非トレンド
A2
このチャートでは4つのEMAの順番がバラバラとなっています。
そのため、非トレンド通貨であると判断できます。
Q3
(チャート2-14 EMAが最後だけ下降トレンドになっている。)
1上昇トレンド
2下降トレンド
3非トレンド
A3
一見するとEMAがごちゃごちゃしているし、非トレンド通貨かな?と思ってしまいますが、一番右端の部分を見てみましょう!
(右側のアップ2-15)
最後の部分は下から順に「EMA10 → 20 → 50 → 100」と並んでいますね!あくまでトレンドの判定は、直近のローソク足のEMAの位置関係で行います!
つまり、この通貨は下降トレンドに入ったと判断できます。
4. エントリーポイントの探し方
さて、トレンドジャッジによってトレンド通貨を見つけても、すぐにエントリーするのはご法度です!
なぜなら通貨がトレンドに乗っていたとしても、価格が常にそのトレンドの方向へと動くとは限らないからです!
(チャート2-16 トレンドの中に小さい反発があるチャート)
チャートを見てみると、大きなトレンドの中には反対方向への小さな動きもあるのがわかるでしょうか?
あくまでトレンドというのは大きな方向性を示すだけで、短期的には価格がトレンドと逆方向に動くこともあります。
だから、例えば通貨選びでトレンドに乗っている通貨を発見して、テキトーに買ってしまうと…
(チャート 2-17 買った瞬間に高値止まりしたチャート)
高値掴みになってしまうこともあり、すぐに損切りされてしまうことになってしまいます!
つまり順張りトレードではいかにトレンドの中で良いポジションを持てるかが、利益を上げるためのキーポイントになります!
そこで、順張りのエントリーとしてTaxim が推奨しているのが『押し目買い・戻り売り』です。
押し目・戻り目の鉄則
そもそもFXにおける「押し目・戻り目」とは一体何か?一言で説明するとこうなります!
- 押し目=上昇トレンド中に一度上げ止まり、“一時的な下降” を見せる動きのこと
- 戻り目=下降トレンド中に一度下げ止まり、“一時的な上昇” を見せる動きのこと
ただ言葉の意味を覚える必要はありません!重要なのはチャートの形で覚えることです!
(チャート画像 2-18)
例えば上のチャートを見てもらうと、上昇トレンドの中に一時的に下がるポイントがありますよね?これが押し目になります!
FXの買いのポジションを持つ時は、できるだけ安い価格の時に買ったほうが有利なワケです。
WAVE手法ではこの特性を生かして、「押し目買い」や「戻り売り」をしかけていきます!
押し目買い・戻り売りのエントリー
上昇トレンドの時
(チャート2-19)
- 上昇トレンドの中でも、一時的に価格が下がる(押し目)を待つ
- 一時的に下がって、再び上昇し始めるところでエントリー(押し目買い)
- トレンドに沿って上昇して大きい利益を獲得!
下降トレンドの時
(チャート2-20)
- 下降トレンドの中でも、一時的に価格が上がる(戻り目)を待つ
- 一時的に上がって、再び下落し始めるところでエントリー(戻り売り)
- トレンドに沿って下降して大きい利益を獲得!
この押し目買い・戻り売りでエントリーするとなると、
「一時的な下げ(上げ)はここで絶対に止まる!」というポイントを見つけ出さないといけません。
すると、この先どこが押し目や戻り目になるか、という予測がとても大事ですよね!
そこでWAVE手法では、分析の2つ目の技「レジサポスラッシュ」を使っていきます!
押し目・戻り目が現れるポイントは?
チャートの中のローソク足をよ〜く見ると、押し目や戻り目の反発はある根拠に基づいていることがわかります。
例えばこのチャート。なぜここで価格は一時的な下げをやめて上昇に転じたのでしょうか?
(チャート 2-21)
そのヒントになるのがこの部分!
(チャート2-22)
これは、このチャートが少し前の時間に形成した山となっている部分です。
チャートと水平な線で結ぶと…
(チャート2-23)
なんと、以前の価格の頂点が将来の押し目となっていることがわかります!
この線を使えば、未来のチャートの押し目や戻り目が予測できてしまうんです!!(◎_◎;)
良いレジサポを引くためには
ではどこにレジサポラインを引けば、より正確な予知ができるのでしょうか?
チャートの中に正確なレジサポラインを引く技が『レジサポスラッシュ』です!
レジサポスラッシュには2つのパターンがあり、チャートの状況においてどちらかを使ったり、両方を適用させたりします!
チャートの直近の山や谷の頂点に注目して引く!
〈上昇トレンドの場合〉
上昇トレンドとなっている相場では、前回の山の頂点がレジサポの候補となります。
(チャート2-24)
〈下降トレンドの場合〉
下降トレンドとなっている相場では、前回の谷の頂点がレジサポの候補となります。
(チャート2-25)
過去に何度も反発して、突き抜けていない上限や下限の壁に注目して引く!
〈上昇トレンドの場合〉
上昇トレンド相場では、過去に一時的な下降の壁となったポイントがレジサポの候補となります。
(チャート2-26)
〈下降トレンドの場合〉
下降トレンド相場では、過去に一時的な上昇の壁となったポイントがレジサポの候補となります。
(チャート2-27)
2つの引き方について理解できましたか?
レジサポスラッシュを使う時間足は?
使用するレジサポの時間足ですが、レジサポを引く場合はその通貨の5分足のチャートを使います!
なぜトレンドジャッジと違う時間足を見るのか、それはトレンドを探す段階とレジサポを引く段階では目的が違うからです!
トレンド
相場の大きな流れを見たい→1時間足
レジサポ
細やかな価格の動きを見たい→5分足
本来はもっと複数の時間足を見るのですが、今回は初級ダンジョンですので、5分足で統一して各通貨のレジサポをチェックしていきましょう!
基本的には上の2つのワザを使ってレジサポラインを引けばよいのですが、実際のチャートを相手にする場合3つの注意点があります。
ローソク足が何度も超えるレジサポはNG
レジサポを引いた後は、自分のレジサポとローソク足の関わり方をチェックしましょう。
自分の引いたレジサポに対して、ローソク足が何度も反復横跳びしているなら要注意です!
(チャート2-28 何度もまたいでる)
このようなレジサポの場合、相場の他のトレーダーがあなたが引いた価格を意識していないということです。
チャートが見える範囲で1度だけ抜けているくらいが理想と言えます!
複数回反発するレジサポは良い
レジサポは、1度だけの反発している線よりも複数回反発している線の方が、将来押し目(戻り目)となって反発する可能性が高い「良いレジサポ」と言えます!
(チャート2-29 1回だけの反発と複数回の反発)
実際にレジサポを引く場合は、価格があまり突き抜けず、複数回反発されているところを探して行くとよいでしょう!
レジサポに絶対の正解はない!
レジサポには「この価格だけが正解!」という絶対的な答えがありません。
1つのチャートの中にいくつも引けることもありますし、いくら良いレジサポでエントリーしても負けてしまうこともあります!
1回1回であまり考えすぎず、トライアンドエラーを繰り返して習得していきましょう!
それでは、レジサポスラッシュも実戦練習で習得したかをチェックしましょう!
レジサポを引く場合、どれが一番適切なレジサポラインか?番号で選ぼう。
Q1
(チャート2-31 前回価格の頂点に引いたら反発)
A.1 B.2 C.3 D.どれも適切ではない
A1
Q2
(チャート2-32 下降トレンド中に何度も上限で反発している)
A.1 B.2 C.3 D.どれも適切ではない
A2
Q3
(チャート 2-33 引けないチャート)
A.1 B.2 C.3 D.どれも適切ではない
A3
1〜3の線はどれもおおく突き抜けたりしていて、微妙。
このチャートではレジサポが機能するようなラインが引けないことがわかります。
つまりこういったチャートではレジサポを引かないのが正解なので、答えはDとなります!
5. 分析のワザを使う流れは?
STAGE2ではエントリーできる通貨を探すための2つの技を伝授しました!
STAGE2の前半で習った「トレンドジャッジ」と後半で習った「レジサポスラッシュ」はこのように組み合わせて使っていきます!
たくさんの通貨
↓
●トレンドジャッジ(1時間足)でる通貨を絞り込む
↓
数種類の通貨
↓
●レジサポスラッシュ(5分足)で一番綺麗なラインを引けた通貨
↓
エントリー通貨決定!
では最後に、モンスターを倒すことで技を磨きましょう!
このモンスターを通じたトレーニングでは、実際のチャートを分析したあなたの答えをTaximにLINEで提出してもらいます!
プロから見た相場の視点を盛り込んで、あなたの分析結果を添削していきますので、全力で提出してきてくださいね!
![](https://xm-chiebukuro.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/monsterb2.png)
【提出課題の詳細!】
本STAGEで解説したレジサポラインの引き方を参考に、以下の2つのレジサポラィンを5分足で見つけてください!
(1)上昇トレンド相場で押し目の反発をしたレジサポライン
(2)下降トレンド相場で戻り目の反発をしたレジサポライン
2つを発見したら、それぞれの5分足のチャートを各1枚ずつ撮影&保存して、サポートLINEで以下のテンプレートメッセージとともに画像を送信してください!
<テンプレート文章>
「FXクエスト1-2の課題を提出します。」
(スマホの画面例)
FXクエスト1-2の課題を提出します。 確認しました!添削までしばらくお待ちください! |
テンプレートがないと、Taximがどのステージか判断できず適切なアドバイスできなくなってしまいます!
【提出のヒント】
現在のチャートで見つからない場合、過去のチャートに遡ってレジサポラインを引いても構いません!
レジサポラインは、必ず提出画像の中に引いて提出してください!
長かったSTAGE2は、これにて終了です!お疲れ様でした!
![](https://xm-chiebukuro.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/clear_STAGE2.png)
初級編のSTAGEはあと2つですが、このSTAGE2で習得した分析がきちんと理解できていればあとは簡単です!
そのためにも、今回の課題の提出でTaximから具体的なアドバイスを受け取り、あなたのトレードスキルの糧にしてくださいね!
ちなみにトレード時の疑問や、FXクエストの内容に関する質問も、サポートLINEで聞いていただければTaximが回答しますので、ぜひ気軽に聞いてくださいね!