実はFXの世界には、プログラムがあらかじめ決められたルール通りに自動的に取引してくれる「自動売買」という機能があります!
自動売買があれば、チャートを見る時間がなくても、自分のトレードに自信がなくても、FXトレードができます。
今回はその自動売買(EA)とはどういうものか?そのメリット・デメリットについて紹介します。
この記事を読むべき人
- FXをやってみたいけど、取引する時間がない…。
- 自力で取引するのは怖い
- 自動でFXトレードできる方法があると聞いて詳しく知りたい
目次
FXにおいて自動売買(EA)とは?
FXにおける自動売買とは、相場の状況に応じてあらかじめて決められたルール通りに売りや買いのトレードを行うプログラムのことです。
XMやMT4では自動売買のことを「EA」と呼ばれていますが、これはエキスパートアドバイザーという英語の略です。
そのため、日本だと「自動売買」や「EA」と呼ばれることが多いでしょう!( ´ ▽ ` )
まずは自動売買を初めて知った、という人に向けて、自動売買とはどういうものか?ということを簡単にお話ししていきます。
自動売買プログラムは素人の私たちでも使える
プログラムがトレードする!?と聞くと大変難しそうですが、FXの世界では私たち個人でも簡単に使えます。
詳しいやり方や必要なものは後ほど順番に説明しますが、極端に言ってしまえば、取引口座と運用資金だけです。
本来であれば、開発から取引まで、とても難しいプログラミングの知識や深いFXの素養が必要ですが、それらは一切不要です!
簡単にできるようにしたのがXMをはじめとした海外FX業者です!
FXの自動売買(EA)は違法?
ネットでは「FXの自動売買が違法だよ。詐欺だよ」という意見が見受けられますが、結論から言うと自動売買は全くの合法です。
なぜ「自動売買がNG」という考えが広まっているか、それは国内のFX取引所のほとんどがこの自動取引を禁止しているからです。
国内のFX業者は利益の出るEAが使われることで、自社の利益が減ってしまうことを避けるために「自動売買はNG」としています。
そのため、発覚するとアカウントの凍結が行われます。
しかしこのルールは日本の証券会社が勝手に決めているだけで、法律でアウトとされているわけではありません。
そのため私たちが自動売買をしたいならば、EAの利用を容認、むしろ推奨している海外のFX業者を使えば、凍結される可能性も0です。
そもそも国内業者はそのシステム上、利用者には大変危険なしくみになっていて、その事実に気づいている一部のトレーダーは普段のトレードでもみんな海外FX業者を使っています。
自動売買は今の取引のスタンダード
「機械が自動で取引するとか未来の話でしょ」と思っているかもしれませんが、自動売買はもはや現代の金融取引には主流になっています。
あなたは「ゴールドマン・サックス」という名前を聞いたことがはありますか?
ここは世界最大手の投資銀行で、運用しているお金の量も莫大となっていますが、実はこの銀行の運用も自動売買に似たものを使っているのです!
取引するのが人間から機械になる。その結果、600人いたトレーダーはたった2人にまで減ってしまいった、と言われています。
EAを活用する3つのメリット
私たちが海外証券会社のXMなどを使って自動売買(EA)で取引するメリットは、次の3つが挙げられます。
- チャートを見れない時でも取引が可能
- 難しいテクニカル分析のスキルが不必要
- 自分の感情に左右されない安定したトレードが可能
チャートを見れない時でも取引される
副業としてFXに取り組む「兼業トレーダー」に降りかかる1番の課題として、チャートを見る時間がない点があります。
勤務中や学校の授業の間にチャートをずっと見ておくことは難しいですよね。
しかし、EAなら「こういう相場でエントリー」「この価格で決済」といった注文をプログラムが自動で行います。
そのため、裁量トレードと同じように自分のエントリータイミングが来るまでずっとチャートを見張っておく必要はなくなります。
難しいテクニカル分析のスキルが必要とされない
2つ目のメリットとして、利用者が難しい分析をしなくてもトレードできるようになるという点があります。
FXトレードで重要なことの1つに、相場がどのような状況か判断するための「テクニカル分析」というものがあります。
FXでトレードするためには、このテクニカル分析を身につけた上でタイミングを決定します。
しかし、テクニカル分析は習得するのに時間がかかりますし、長い経験が必要とする側面もあるでしょう…。
その点自動売買では、価格や市場のデータからプログラミングされた指示通りに分析を行い、それを元にトレードを行います。
利用者が最悪全くテクニカル分析を理解していなくても、トレードできるという点は1つの良い点でしょう。
自分の感情に左右されない安定したトレード
そして自動売買を使う1番のメリットと言えるのが、感情を排除して機械的にトレードできる点だと思います。
「ちゃんと我慢できれば利益が出せたのに」
「もう損したくない、損切りしようかな。」
といったその時の感情で、もともと決めていた取引ルールを無視して取引してしまう。これがあなたのパフォーマンスを大きく下げてしまいます。
この点、自動売買は無敵と言えるでしょう。
特に損切りや利確といった感情が入りやすい場面を自動でやってくれるので、元の定めたルール通りの収益が実現できます。
EAを活用する際の3つのデメリット
EAには自動で取引してくれるメリットの対価として、いくつか欠点となってしまうポイントもあります。
- 経済指標や政治イベントなどに対応できない
- 自作しようとすると一定のプログラミングスキルが必要
- 勝てるEAを見つけるのが難しい
経済指標や政治イベントなどに対応できない
自動売買はプログラムが自動で取引してくれる便利な側面の対価として、想定外の事件などにとても弱いです。
例えば、今この瞬間に北朝鮮が突然ミサイルを発射したすると、為替相場は大きく上下します。
しかし、自動売買のプログラムには北朝鮮がミサイルを発射することなど、当然想定されていません。
その結果、急な値動きに間違った方向でエントリーして、損失を大きく広げてしまう可能性もあります。
またそういった政治イベント以外にも、FXでは気をつけなくてはいけない雇用統計などの経済指標にも対応できないケースがほとんどです。
この問題の解決策は?
こういった政治的・経済的なイベントが来ることが予想される場合、自動売買はその前後だけ取引しないようにしておくことが重要です。
自作の場合、一定のプログラミングスキルが必要
2つ目のデメリットとして、自分で1からEAを作ると大変な労力が必要とされることです。
自分の取引ルールが決まっていて、「これを自動化したい!」と考えても、EAの開発にはプログラミングのスキルが必要とされます。
EAを開発する場合「MQL4」という言語を習得している必要があり、今までプログラミングに全く触れてこなかった人がいきなり始めるとかなりの確率で挫折します。
この問題の解決策は?
自動売買は自分で作らなくても、既に他の人が作ったものがたくさんあります。
こういったEAを導入することで、プログラミングの知識がなくても自動取引のツールを使うことができます。
勝てるEAを見つけるのが難しい
既に誰かによって作られたEAを導入する場合、一番の問題となるのは、「それが本当に勝てる自動売買プログラム」なのか?という問題があります。
結論から言いますと、勝ち続けるEAはこの世の中に存在しません。なぜなら2度と同じ相場は存在しないからです。
すれ違う人や通る車、雲の形など全く違うはずです。
相場は社会の今を表すもの、つまりあなたの日常が毎日違うように、相場の形も違います。
私たちが無料LINE会員の中で配布しているものは、「この相場ならこのEAと相性がよい」ということを調整する前提で開発しています。
しかし、過去のデータだけを根拠に「勝ち続けた自動売買」というほぼ詐欺の宣伝文句で販売しているところも多いです。
このようなたくさんあるEAの中から本当に勝てるものだけを見つけるのは至難の技でしょう。
FXの自動売買を始めるためには?おすすめ会社は?
FXで自動売買を始めるためには、どこかの証券会社に口座を持たなければいけません。
2019年現在、自動売買に最も適した証券会社は、海外FXのXMでしょう。
海外FXのXMがどういう証券会社なのか?という記事はこちらでまとめているので、頭に入れておいた方が良いでしょう。
口座を持ったら、自分の使うEAをXMのMT4に導入してスタートできます。
【まとめ】EAは便利!でも選定と利用は自己責任で
ここまで自動売買の概要とメリット・デメリットをまとめてきました。
専業トレーダーとしてFXを10年以上見てきた私の結論として、EAは使い方次第で利益を加速させるツールにも、大損させる爆弾にもなる、という考え方がもっとも適切だと思います。
時間を確保できて、感情もなくしてトレードできるなら、一番勝てるのは間違い無く裁量トレードです。
しかし、やはり初心者にとって時間や感情はそれぞれ解決しづらい問題です。
投資は、最終的には自己判断で投資を行っていかなければいけません。
本当に信頼できるEAを利用して、あなたのトレードをさらに加速させられれば良いですね。
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